自宅の雨漏りの原因になる場所を見つけてみましょう!
今までの板金人生で色々な雨漏りを見てきましたが、そのなかの一例を紹介します。
写真を見てすぐに悪い部分に気付いた人は建設関係か、かなりの建設に近い仕事をしている人かもしれません。
何が良くないと言えば、写真のコーキングです。
通常、屋根の構造上外壁が劣化して雨水が外壁内部に侵入しても写真の赤丸部分から抜けていく構造になっています。
しかし、コーキングでふさぐ事によって外壁内部の空気の流れも悪くなり結露が起こりやすくなり、外壁内部に水が侵入した場合本来ならば屋根に抜けていく水がコーキングによって出られなくなり水が溜まる事によって鉄板を腐らせてしまうのです。
屋根はコーキングを加えていけない場所がほとんどなんです。
上の写真は、まさにこれが原因で煙突周りから雨漏りしたパターンです。
コーキングですがホームセンターなどで一本500円前後で買えるので自宅にはしごがあれば屋根に上って、雨漏りらしいところに塗れば
雨漏り修理できそうな気がしますが、とても素人判断ではできるものではありません。屋根はコーキングを塗ってはいけない場所がほとんどです。
雨漏り修理経験が少ない建設関係の会社も要注意です。こんな感じの雨漏りは大半は知識のない業者の施工ミスだったりします。
まとめ
雨漏りした時は自分だけで判断、行動せずに経験年数が長く雨漏り修理実績のある現場の親方の友達に相談するかそんな知り合いなんていないって方は、雨漏り修理なら屋根板金工事業者が間違いなく一番慣れているので、地元の屋根板金工事業者に相談する事がベストだと思います。